
皮膚科ってどんなことをやるの??興味があるし、皮膚科のことをよく知りたい。
当サイトの記事では、そんな悩みのある方に向けて、皮膚科看護師の仕事内容についてわかりやすく解説していきたいと思います。



こんにちわ!ナスメン君です!
転職サイトを利用したことがある現役看護師男性であるナスメン君が、既卒看護師の方に向けて、転職サイトの活用方法、看護師の仕事内容について、わかりやすく解説することを目的としたサイトを運営しています。
この記事を書いているひと
こんにちわ!ナスメン君です!
看護師・保健師の国家資格を保有しており、現在も現役看護師をしている働いている男性看護師です。
当サイトでは、『転職したいけど、うまく転職できるかどうか不安!』と思っている方や、『もっと、今よりもよい職場で働きたい。』と思っている方向けに、いまよりも自分らしく働く方法について解説しています!
実際に、僕は転職経験者ですが、転職して人生の幸福度は上がりました。ぜひ、転職を検討している方は、参考にしてみてください。
皮膚科は、皮膚を扱う診療科になります。
看護師が働く事ができる場所を大きくわけると『外来・クリニック』『病棟』『美容皮膚科』があります。
皮膚科は、医師の診療の補助だったり軟膏塗布がメインの仕事となります。
眼科の診療科と同じような考え方になりますが、基本的には病棟自体少なく、外来やクリニックで働く方が多いので、日勤のみの仕事の場合がほとんどです。そして土日が休み。といった感じですね。
そして、病棟で皮膚科がある病院もありますが、患者さんと関わりながら関係をつくってきたいと考えている方にはおすすめの診療科です。
美容皮膚科の場合は美容に関する事が好きな看護師さんには良いと思います。
私の知人も激務な病棟で働いていましたが、美容に興味あった方で、そちらに転職をした方もいらっしゃいます
皮膚科の特徴


皮膚科では、乳幼児から高齢者まで年齢層が幅広い診療科といえるでしょう。働く場所は、クリニックか外来、もしくは病棟勤務する看護師がほとんどです。美容皮膚科もありますが働く場所は少ないと思います。
大学病院では、皮膚科だけというよりは、混合病棟の場合が多いと思いますので、皮膚科だけではなく他の診療も併設されている事がほとんどだと思います。
皮膚科の看護師の仕事内容
皮膚科の看護師は、医師の診療の補助がメインとなります。
しかし、事前に問診など看護師が行ったりもしますので、いつからどのような症状がでて、今どうなのか??など一つ一つ情報を収集する。といった業務を行っていきます。採血を行う事もありますし、点滴を行う場合もあります。
アレルギーの検査や、いぼの処置、水虫の処置なども介助していきます。場合によっては、手術を行う皮膚科もありますので、術前後の準備も行っていく必要があります。
皮膚の乾燥や落屑などにより、掻痒感(かゆみ)を伴う場合もありますので、軟膏処置の指導や皮膚のケアの指導を行う事もあります。ほとんどは、患者さんへの薬についての説明をメインとして業務を行う事となります。
皮膚科病棟の看護師に求められる必要な知識や技術
特に高度な医療、幅広い知識が必要な診療科ではありませんので、クリニックや外来の場合、基本的な知識があれば問題なく勤務できる診療科だと言えます。
しかし、病棟の場合は、手術など行う病院もありますので、術前術後の準備や管理を理解しておく必要があります。
その他、幅広い年齢が来院されるため、コニュニケーションは必要となる診療科だと言えます。
皮膚科で働いてみて看護師が大変だと感じる業務は?
感染対策に十分注意が必要である!
感染力の強い疥癬(かいせん)などの患者さんが来院された場合、病院や施設などで集団感染を起こすリスクのある疾患の方がくる時もあります。どこの病院や施設でも、感染対策には十分注意しなければいけません。
あやまって職員が感染してしまうと、自宅に持ち帰ってしまって自宅内で感染を広めてしまう可能性もあります。
医療者として働いていると、どうしても職員への感染症というリスクは付きまとうものですが(接触頻度が高いため)、皮膚疾患では色んな疾患の方や原因不明の疾患も多いため、職員への罹患なども注意が必要です。
皮膚科の看護師の給料と残業について
皮膚科は、残業はほとんどありません。
長くても、1時間以内に勤務が終わる。という所がほとんどです。そのため、残業代はほとんどでないので、安く感じてしまう。という方もいます。クリニックであればもちろん夜勤はありませんので、夜勤手当もありません。
病院やクリニックによって、給与は異なりますが、残業代や夜勤手当がないため、比較的安い。と感じている看護師は多いようです。
逆に考えれば早く帰れるというメリットがありますので、家庭と両立しながら働きたいと考えている看護師にとっては、良い環境であるといえるでしょう。
皮膚科を辞めた看護師の理由とは??
給料が安い。
クリニックで勤務する場合、夜勤や残業がほとんどありませんので、一般病棟から転職をされた方は「すごい。給料が安い。給料がダウンした~」といって嘆いている人がいました。
給料は安いかもしれませんが、一般病棟では急変はつきものですが、皮膚科ではそれがほとんどありません。精神的に疲労する事はあまりないかと思いますので、ストレスなく長く働く事ができるともいえるのではないでしょうか。
看護師としてスキルが身につかず辞めた。
バリバリ働きたい。と考えている看護師の場合、皮膚科病棟は不向きかもしれません。ある程度、看護師のスキルや知識がなくても働ける病棟になりますので、特に勉強しなければ、働けない。という事はありません。
でも、自分のプライベートの事を優先したいと考えている方や、家庭の生活を優先したいと考えている人にとっては、オススメの環境である事は間違いありません。
皮膚科のやりがいや向いている看護師とは??
皮膚科は、家庭と両立をして勤務したいと考えて、働いている看護師さんがほとんどです。
ほとんど残業はありませんし、夜勤もないので、定時で終わる所がほとんどです。勤務の終了時間がわかるためスケジュールを立てやすく家庭がある方にとってはおすすめの診療科です。
子供のお迎えや、家事など家庭での生活を優先する事も可能な診療科であると言えますので、人気があります。
そして、皮膚疾患の場合は、回復の程度というのは、直接目でみて分かり易いため、治っている。という事を看護師は実感する事ができ、やりがいとして勤務されている看護師も多いです。
看護師が皮膚科に転職する前に考えておく事!
皮膚科の診療科に転職する前に考えておくべき事についてお伝えします。



転職前に、一度考えておくとよいです。
家庭と仕事を両立させたいならクリニックや外来がよい
クリニックや外来では、早く帰る事が可能であるため、家庭と仕事を両立したいと考えている方にとってはオススメの働き方だと思います。重症患者や急変患者さんもいないので、ストレスなく長く働く事ができるでしょう。
一つ注意点として考えるならば、クリックや外来では、看護師としての高度なスキルは身につかない。という事です。皮膚に対して専門的なスキルはみにつきますが、一般病棟で行うほとんどの処置は皮膚科では行う事ができない事に注意してくべきだと思います。しかし、プライベートを優先したい、家庭との時間をたいせつにしたい方はおすすめです。
皮膚科に興味があるけど少しでも、専門的な勉強もしたい人は大学病院の皮膚科がよい
皮膚科の事を少しでも勉強したいとか、専門的治療について勉強したい。と考えている方は大学病院に併設されている皮膚科がよいかと思います。
特殊な事例の皮膚疾患や専門的医療についても大学であれば学ぶ機会は多いと思います。また、皮膚科と他の診療科が混合されている場合もありますので、色々な事を学ぶ機会にもなるかと思います。
美容皮膚科というジャンルもある!
看護とはまた少し違う視点になるかもしれません。美容というジャンルで勉強して就職している方もいました。
給料は高いですが、研修がおおかったり勉強することも多いようです。


皮膚科に転職を考えているけど、実際に働けるかどうか不安だ!
皮膚科への転職は、それほど高い知識は要求されません。また、転職されるほとんどの方は、未経験の方が多いため、ほんとどの方ははじめての方ばかりです。そのため、現場にはいってから勉強をしても問題ないかと思います。
自分のスキルにマッチした皮膚科病院を探す場合、看護師の転職サイトのアドバイザーに相談するとよいです。あなたの希望にあった職場をさがしてもらうことができますよ。
まとめ
皮膚科の診療科は他の診療科に比べて、家庭と仕事の両立がしやすい診療科だと思います。もし、皮膚科に興味がある方は、転職サイトのスタッフに相談してみるとよいかと思います。