看護師の転職で病院で働くことを前提とした場合、次に働く職場で忙しい診療科で働こうか、それとも少しゆとりを持って働こうか考えた経験はありませんか?
また、今まで忙しい診療科で勤務していたから次転職するときは少しゆとりを持って働きたい。そんな方が気になる疑問としては忙しい診療科ってどこなんだろう。仕事が大変な診療科ってどこなんだろう。忙しい診療科は避けたい。と考えたことはありますか?
あるいは、勉強して成長したいから忙しい病院に行ってスキルアップを行おうと思っている看護師さんも多いかと思います。忙しい職場は仕事的には大変ですが、デメリットばかりではないこともお伝えしておきます。
当記事では、病院の診療科の中でもトップ3を争うほど忙しい診療科を紹介します。
看護師の仕事が忙しくなってしまう診療科は病院によっては当てはまらない場合もあります。しかし、現実として特に忙しい仕事の中でも上位を占める診療科があることも理解しておいてほしいと思い記事にしています、
看護師の仕事が忙しい診療科・仕事が大変な診療科を紹介します。
転職を考えていますが、忙しい診療科ってどこですか?
診療科によって大きく忙しさが異なることがあります。
転職サイトを利用したことがある現役看護師男性であるナスメン君が、既卒看護師の方に向けて、転職サイトの活用方法、看護師の仕事内容について、わかりやすく解説することを目的としたサイトを運営しています。
この記事を書いているひと
こんにちわ!ナスメン君です!
看護師・保健師の国家資格を保有しており、現在も現役看護師をしている働いている男性看護師です。
当サイトでは、『転職したいけど、うまく転職できるかどうか不安!』と思っている方や、『もっと、今よりもよい職場で働きたい。』と思っている方向けに、いまよりも自分らしく働く方法について解説しています!
実際に、僕は転職経験者ですが、転職して人生の幸福度は上がりました。ぜひ、転職を検討している方は、参考にしてみてください。
なぜ看護師の仕事が大変なのか?忙しくなってしまうのか?
看護師の仕事が大変になってしまう理由にはいくつかあります。今回は、看護師の仕事が忙しくなり理由についても解説していきたいと思います。
- 仕事をしている最中に、他職種や患者さんから声をかけられ仕事が中断してしまうことが多い
- 看護業務以外の事務作業も多い。
- 急な対応を要することが多い。
- 検査や治療などは日勤帯の看護師が対応することが多い。
看護師の仕事が忙しい理由:他職種や他患者さんから声をかけられ仕事が中断することが多い
看護師の仕事が忙しくなる理由の一つに、集中して仕事をしているときに、他職種や患者さんから声をかけられ仕事が中断してしてしまうことが多いことが考えられます。集中している業務に関係なく、仕事が中断してしまうことがよくあります。よくいろいろな仕事を同時並行して仕事をすることを看護師の中で、多重業務と言いますが、いわゆる仕事がマルチタスク化していることが、看護師業務が忙しくなる理由です。
看護師の仕事が忙しい理由:看護業務以外の事務作業が多い
看護師の仕事が忙しくなる原因の一つに、看護業務以外の事務作業が多いことが原因です。
入院の書類、各種書類の整理など、患者さんと関わる看護以外の業務がとにかく多いことが忙しくなる原因の一つになります。
看護師の仕事が忙しい理由:急な対応を要することが多い
患者さんの容態変化などはどこの病棟でもあり得ることですが、とにかく容態の変化が多い病棟では特に仕事が忙しくなる傾向にあります。
看護師の仕事が忙しい理由:検査や治療などは日勤帯の看護師が対応することが多い。
患者さんの治療や検査は、急な何かを要する以外は、全て日中に間に行われます。
治療に関わる準備や検査の準備は基本的には日勤の看護師で行うことが多いかと思います。よって、検査件数が多い、手術や治療件数が多い場合、必然的に看護師の仕事は忙しくなります。
以上のことから、病院の診療科の中でも特に仕事が忙しい診療科を紹介します。
看護師の仕事が忙しくて大変な診療科ベスト3
循環器病棟の看護師
循環器病棟の看護師は、他の診療科に比べて仕事が忙しいと言われています。全国的に見ても残業時間は長い傾向にあります。
循環器病棟の看護師の仕事が忙しい理由として、手術出しやカテーテル検査件数などが多い病院では、とにかく日勤看護師で対応することも多く、仕事が他の診療科に比べて忙しい傾向があります。
脳神経外科病棟の看護師
脳神経外科・内科病棟の看護師も、他の診療科に比べて忙しいと言われており、比較的残業は多い傾向にあります。
こちらも、手術や治療、その他患者さんの容態が変化しやすい病棟の一つであり、日勤看護師の仕事が遅くなってしまうケースが多い病棟です。
救急・ER・ICU看護師
救急やERは残業時間は多くはありませんが、瞬発的な忙しさは他の診療科に比べるとダントツになります。初期対応が必要な診療科となるため、向上心を持って取り組む姿勢が求められます。また、ICUの現場では容態の変化があるため、重症患者さんのケアが重要になるため、仕事が忙しくなるケースがあります。
看護師が大変な診療科で働くことのメリットとデメリット
メリット
- 看護師として重症患者の対応に強くなる。
- 急変対応に強くなる。
- 幅広く疾患を理解して成長できる。
デメリット
- 急な対応に追われることも多く看護師が負担と感じてしまうケースもある。
- 容態変化が多い場合、残業時間が遅くなってしまうケースがある。
看護師の転職では仕事にやりがいを感じれるかどうかは重要
看護師の仕事は忙しくか、どうかで仕事を決めている方もいるかと思いますが、転職のときにそれだけをメインとして考えてしまうと転職でうまくいきません。
なぜなら、看護師は忙しいかどうかだけではなく、看護師としてどんな働き方がしたいのか。将来どんなふうに働いていないと考えるのかを考えることが、自分にとって幸せな働き方になると考えているからです。
今働いていた職場が忙しいところで働いて、ちょっと一休みしたいから少し楽なところで働きたい。という方法も選択肢の一つですし、勉強したいから勉強できる環境に身をおいてみることも一つの考え方だと思います。
いずれにしても、看護師として長く働いていく以上、やりがいを持って仕事を続けたいと僕は思っています。
まとめ
今回は看護師の仕事が忙しい病棟というテーマでお伝えしました。必ずしも状況や場面によって、忙しさというのは変わるかと思いますが、先ほど紹介した診療科の3つは、平均して忙しいということは間違いないかなと思います。現役看護師で10年以上働いている僕が感した内容を解説しました。