介護施設で働きたいと思っています。介護施設の看護師の仕事ってどんなことをやるの?
当サイトの記事では、そんな悩みのある方に向けて、介護施設での看護師の仕事についてわかりやすく解説していきたいと思います。
こんにちわ!ナスメン君です!
転職サイトを利用したことがある現役看護師男性であるナスメン君が、既卒看護師の方に向けて、転職サイトの活用方法、看護師の仕事内容について、わかりやすく解説することを目的としたサイトを運営しています。
この記事を書いているひと
こんにちわ!ナスメン君です!
看護師・保健師の国家資格を保有しており、現在も現役看護師をしている働いている男性看護師です。
当サイトでは、『転職したいけど、うまく転職できるかどうか不安!』と思っている方や、『もっと、今よりもよい職場で働きたい。』と思っている方向けに、いまよりも自分らしく働く方法について解説しています!
実際に、僕は転職経験者ですが、転職して人生の幸福度は上がりました。ぜひ、転職を検討している方は、参考にしてみてください。
介護施設とは
介護施設は、様々な種類がありますが今回の記事では、介護施設の代表的な施設を公的施設と民間施設にわけて紹介します。
介護施設の種類
公的施設が運営している入所施設
施設種類 | 入居条件 | 施設の解説 |
---|---|---|
介護老人保健施設 | 要介護3以上の認定を受けている方(特別な事業がある場合は要介護1以上でも可とされている) | 在宅復帰を目的として入所する介護施設です。そのため、ずっと入所することはできず入所期間は人により異なりますが3か月~6か月程度とされています。 |
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) | 要介護1以上の認定を受けている方 | 特養では、介護度が高い高齢者や寝たきりの利用者さんが入居される施設です。介護老人保健施設との違いは、終身として利用できる点が異なります。 |
通所リハビリテーション(デイケア | 要支援、要介護の人が利用できます。 | 生活の自立を目的としてリハビリテーションを行う施設になります。自宅とデイケア施設までの往復の送迎があります。 |
通所介護(デイサービス) | 要支援、要介護の人が利用できます。 | デイサービスは、社会交流を目的として施設となります。高齢になると外出の機会が減りひきこもりにつながる可能性があるため、それを予防するための施設になります。 |
短期入所生活介護(ショートステイ | 要介護1以上の方が利用できます。 | ショートステイは、短い期間、施設に入居して、生活を受けられる介護施設です。 |
民間施設が運営している入所施設
施設種類 | 入居条件 | 施設の解説 |
---|---|---|
有料老人ホーム | 自立~要介護の方が入居できる | 有料老人ホームは様々な施設があります。居宅として安心して暮らせるようにバリアフリー設備がある施設になります。老人ホームは、介護付き、住宅型、健康型の3つのタイプにわかれています。 |
サービス付き高齢者住宅(サ高住) | 要支援~要介護の方が入居できる | 自立されている方や、軽度の介助が必要な方を受け入れできる賃貸住宅です。介護サービスを受けられるため、生活に援助が必要な方が入所されます。 |
グループホーム | 要支援2以上の方が入居できる | 認知症の高齢者同士が、共同生活を行う介護施設です。 |
※地域、年齢、疾患、要支援1.2、要介護1~5によっても、受けられる入居基準が異なります、。
介護施設の看護師の仕事内容
介護施設における看護師の仕事内容は、おもには日常生活の援助がメインの仕事となります。施設によっては簡単な医療行為を必要とする施設もありますが、一般病院に比べて高度は医療処置を行うことはありません。
- バイタルサイン測定
- 健康管理
- 服薬管理
- 食事や排泄の援助
- 入浴のケア
介護施設における看護師の仕事内容は、施設の種類やタイプにより異なります。
介護施設で働く看護師のメリットとデメリット
メリット
- 高齢者の生活の場に寄り添う看護師として働くことができる。
- 急変や医療行為は少ないため、一般病棟に比べて精神的ストレスがかかりにくい。
- 介護ケアが得意になる。
デメリット
- 介護度が高い施設では身体の負担が大きい
- 病院と比べて施設に配置される看護師人数が少ないため、責任が伴うこともある。
- 病院に比べて求人の募集枠は少ない、簡単に転職できないこともある。
介護施設の看護師の給料やボーナス
施設によっても大きくことなります。
夜勤のない介護施設では給料は下がりますが、夜勤がある施設では給料は高くなります。給料が高い方がよいという方は、夜勤がある介護施設がおすすめです。
介護施設に向いている看護師の特徴
- 日常生活援助やケアなど高齢者とかかわることが好きな人
- 医療よりの分野よりも、介護よりの分野が好きな人
- 長期的に同じ利用者さんと関わりを持ちたいと考えている看護師
- 仕事と家庭との両立をはりたい人
上記のように考えれる方は、介護施設での勤務に向いていると思います。
介護施設に向いていないかもしれない看護師の特徴
介護施設に向いていないと思われる看護師の特徴について以下で解説します。
- 医療や専門分野の知識や技術を学びたいと思っている看護師
- 長期的に同じ患者さんとかかわるのが辛いと感じる看護師
上記2点です。
医療や専門看護の分野の知識や技術を学びたい看護師
医療行為の知識や技術を学びたい人は、一般診療科の病棟看護師として働くのがオススメです。
看護の専門的知識やスキルを学ぶためには、一般病棟が一番おおくの学びがあるからです。
長期的に同じ患者さんと関わるのが辛いと感じる看護師
介護施設は長期的に同じ患者さんとかかわる機会は多くなります。メリットがある側面、デメリットである部分もあるかと思います。
もし、毎日違う患者さんとかかわっていきたい。と考えている場合は、急性期病棟がオススメです。
まとめ
介護施設の種類は多く存在していますが、自宅の近くにどんな介護施設があるかわからない場合がほとんどかと思います。
自分の条件を伝えて、よい職場があれば転職を検討するのも一つの方法です。