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産科婦人科の看護師の仕事内容!スペシャリストを目指す看護師が多い!

産科婦人科看護師の仕事内容
ナスコ

産婦人科で働きたいと思っているけど、看護師しか国家資格がありません。将来的には助産師の国家資格を取得したいけど、どうしたらいいかな?

当サイトの記事では、そんな悩みのある方に向けて、産科・婦人科の看護師の仕事内容について、わかりやすく解説していきたいと思います。

ナスメン君

こんにちわ!ナスメン君です!

ナスメン君のプロフィール
  • 看護師の経験値は、ベテランナースほど!
  • 男性看護師ナースです!
  • 看護師・保健師のダブル国家資格を有しています!
  • 転職サイトを利用して、転職した経験あり!
ナスメン君です!

転職サイトを利用したことがある現役看護師男性であるナスメン君が、既卒看護師の方に向けて、転職サイトの活用方法、看護師の仕事内容について、わかりやすく解説することを目的としたサイトを運営しています。

この記事を書いているひと

こんにちわ!ナスメン君です!
看護師・保健師の国家資格を保有しており、現在も現役看護師をしているベテランナースです。私は実際に複数の看護師転職サイトを利用して転職した経験がありますので、記事の信憑性は高いと思っています。

当サイトは、既卒看護師が次の職場を探すために、仕事の内容を知りたい。自分にあった職場を探したい。という方むけの発信しているサイトになります。

私の記事では、診療科別で記事を書いていますので、ぜひ転職を検討される方は参考にしてみてください。

産科・婦人科看護師の仕事はどんな仕事なのか、どんな資格が必要なのか、どんな看護師が向いているのか、記事にしていますので、参考してもらえたら幸いです。

基本的な知識として、産婦人科と呼ばれる診療科には、産科と婦人科の二つの働き方があります。

・産科と言えば、妊娠期から出産するまでを診察する診療科
・婦人科とは、子宮や卵巣に関する女性特有の疾患を診察する診療科

と分かれて診察している病院もありますし、これが混合の病院もあります。

もくじ

産科・婦人科の特徴

産科婦人科看護師の仕事内容

産科の特徴は、出産が問題なく終えられるように、母親の健康や、出産後の赤ちゃんの体調管理をメインに行っていく事になります。正常な経過をたどれば問題ありませんが、時に、前置胎盤、流産・切迫早産、妊娠高高血圧症候群、常位胎盤剥離など、正常な過程ばかりではない場合もあります。

そういったケースでは、少数ではあると思いますが死産したり、場合によっては母親に影響がでることもあります。そのため、看護師には母子ともに安全に出産ができるよう援助していくことになります。

婦人科は、婦人科的治療や手術が必要とされるケースもあるので、診療や処置の介助が主な業務になります。

ナスコ

まぁ、女性の職場だよね!

ナスメン君

そうですね。男性看護師は方は、他の診療科を選びましょうね!(笑)

産科・婦人科の看護師の仕事内容

産科婦人科の看護師の仕事内容は多岐にわたります。

産科

出産前
・妊婦健診の介助

分娩
・分娩介助
・帝王切開や手術執行医の介助出産
・予定日よりも遅すぎたり、早すぎたりして急遽手術となるケース(帝王切開)もあるので、看護師には臨機応変に対応する能力が求められます。

産後
・授乳指導、沐浴指導、オムツ交換など
(初産婦では、5日程度の入院となりその中で母子の状態に合わせて指導行っていきます。経産婦の場合では、一人目の時に経験しているので、希望があれば指導しますという所が多いのではないかと思います。)
・産後検診

婦人科

がん検診、医師の検査や処置の介助、バイタルサインや服薬指導、手術前後の指導、など業務は多岐にわたります。婦人科では女性特有の疾患をみる事になるため、精神的なケアも看護師の役割となります。患者さんと一緒に問題を解決できるよう、スタッフ間でカンファレンスを行っていく事になります。

産科・婦人科看護師に求められる必要な知識や技術

産科婦人科で勤務する場合、正看護師や准看護師の資格があれば、勤務先によっては勤務する事は可能です。しかし看護師の資格だけだと求人数が少ないため就職先はかぎられているかと思います。

では、どの資格があれば転職に有利かというと、助産師国家免許です。

出産(お産)に関わる業務を行うためには、助産師国家免許が必要となります。また、求人の募集も助産師さんが欲しい病院も多いなので、助産師国家資格を取得する必要がでてきます。

学生のときに、看護師資格を取得してそのまま助産師の資格をとれる教育過程の学校にいく方もいます。しかし、一般の診療科で働いていたけれど、キャリアアップをしたいと考えて助産師になりたい。と考えて、一旦現職の職場を退職されて助産の専門学校や大学に進学される方もいます。

産科・婦人科で働いてみて看護師が大変だと感じる業務は??

産科は結構忙しい病棟であると聞いています。

特に、急なお産や破水などから出産までの準備に余裕がなく病棟もバタバタしている状況があるため、お産が重なると忙しい。といった事があるようです。

産科では、生まれそうな直前の状況では、入院病棟自室ではなく分娩室へ移動し強い陣痛がくるのをまって出産を迎えます。初産婦では、わからない事が多いので、その都度説明して理解してもらう努力をしますが、母親も自分の事が心配になる事がありナースコールをおしてスタッフを頻回に呼んでしまう事もあります。しかし、お産が重なってしまうとナースコールで呼ばれても、看護師はすぐに対応できない状況もあり、すぐに対応する事ができない。という状況もあるようです。

また、望まれない妊娠による中絶であったり、障害を持って出産を迎えるケース、死産しているケースもあり、必ずしもよい結果ばかりを目にする事はない。という事があります。今までお腹でそだててきた母親とそれを支える父親、その他家族が大変つらい思いをする事もあります。

嬉しい場面ばかりではなく、看護師・助産師はこういった場面に遭遇するケースもあり辛いと感じてしまう事もあります。

産科・婦人科の給料と残業について

産科婦人科は、他の診療科に比べて、やや高めの水準で給料を貰える所が多いようです。

もちろん、住んでいる地域(都道府県)や国が診療している病院、自由診療している病院によっても、給料は異なります。
ですが、夜勤も残業も普通にありますし、基本給も高いため、手取りとしてもらえる分も多いようです。

求人数に関していえば、一般の診療科が目立って多いせいか産科婦人科の求人数はとても少ないと言えるでしょう。一般診療科では、数多くの病院から転職を検討できるため、条件にあった転職活動をすすめる事ができますが、求人数が少ないため、すべて条件が合う求人をみつける事は結構大変なようです。

産科・婦人科を辞めた看護師の理由とは??

緊急事態やお産が重なり忙しいと感じて疲れてしまった。

ゆったりした所で勤務したい。と考えている場合、産科婦人科病棟は結構大変な環境かもしれません。出産がない時は比較的時間に余裕がありますが、出産の準備が同時に重なる時は、すごく忙しいようです。
余裕がなくなってくると、辛いといって辞めてしまう方もいます。

女性しかいない環境に疲れを感じた

私の知り合いが勤務している職場では、「人間関係がちょっと。」といって辞めてしまっている看護師がいました。
そこの部分は、病院によっても異なると思いますし一概には言えません。
実際に勤務して働いている人しかわかりませんし、感じ方も人それぞれなので、働いてみないとわからない部分かと思います。

産科・婦人科のやりがいや向いている看護師とは??

以下のように強い思いがあれば、産婦人科看護師として向いていると思いますし、やりがいと感じる事ができるでしょう。

  • 強い責任感がある。
  • 忙しくても高い志で仕事ができる
  • 急変の場面でも臨機応変に対応できる。
  • 女性の職場なので、女性同士のコニュニケーションを積極的に行っていきたと考えている。
  • 出産や婦人科に関わる事を勉強し、母子ともに成長を感じたい。
  • 父母と一緒に出産の喜びを感じたい。
  • 中絶、帝王切開、子宮頸がんなどの手術に携わりたい。

やりがいが感じられる診療科だといえます。

産科・婦人科に転職する前に考えておく事!

産科・婦人科に転職する前に考えていくべき事についてお伝えします。

まず、看護師の資格さえ持っていれば、求人枠が多いので、比較的どこの診療科でも転職がスムーズにいくかと思います。

しかし、産科婦人科に関していえば、求人数が他の診療科に比べて圧倒的に少ないんです。そのため、資格を取得したとしても、必ず希望した病院に就職できるかというと、そうでもないようです。

助産師国家資格を取得する為には、看護師の免許をもっている事が前提でさらに、1~2年助産師の教育機関で学習をする必要があります。
お金はかかりますし、医療機関で高度な学習をしなければいけませんので、本当になりたいという意欲が高い人でなければ、続ける事は難しいかもしれません。

常に新しい事を勉強しなければいけない診療科である事は間違いありません。

全国に助産師資格を取得できる教育を受ける事ができる育成機関がありますが、何故なりたいか。明確な理由がなければ、続ける事は難しいとも思います。

産科・婦人科に転職を考えているけど、実際に働けるかどうか不安だ!

看護師国家資格さえあれば勤務することはできます。しかし、お産に立ち会う場合は、助産師資格も必要となります。

助産師国家資格の取得は本当にそれ相当の努力が必要になります。目指すなら、本当に覚悟のうえで目指すべきです。
お金もかかるし、教育機関にもいくのが大変だな。といま感じている方は、別の診療科を選択してもよいかもしれません。

転職先をまずは探して、そこからゆっくり産科婦人科にいくか検討してもよいのではないでしょうか。助産師の資格を今後取得したいと考えている場合、看護師として産婦人科で働いて実践をつみながら目指してみてもよいかもしれません。

転職サイトのアドバイザーに、相談してみるとよい就職先がみつかるかもしれません。

まとめ

助産師の資格をもっている方は就職に有利である事は間違いありません。しかし、資格がなくても転職できる職場もあるようなので、自分のキャリアアップにつなげたいと考えている方は転職サイトの方に相談してもよいかと思います。看護師として産婦人科で働きながら将来的に、資格の取得を目指すこともよいかと思います。

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