
家庭と仕事の両立をはかりたい。耳鼻科のある病院もしくはクリニックで働きたい。
当サイトの記事では、そんな悩みのある方に向けて、耳鼻科のある病院、もしくは外来やクリニックに興味がある看護師にむけて、わかりやすく解説していきたいと思います。



こんにちわ!ナスメン君です!
転職サイトを利用したことがある現役看護師男性であるナスメン君が、既卒看護師の方に向けて、転職サイトの活用方法、看護師の仕事内容について、わかりやすく解説することを目的としたサイトを運営しています。
この記事を書いているひと
こんにちわ!ナスメン君です!
看護師・保健師の国家資格を保有しており、現在も現役看護師をしている働いている男性看護師です。
当サイトでは、『転職したいけど、うまく転職できるかどうか不安!』と思っている方や、『もっと、今よりもよい職場で働きたい。』と思っている方向けに、いまよりも自分らしく働く方法について解説しています!
実際に、僕は転職経験者ですが、転職して人生の幸福度は上がりました。ぜひ、転職を検討している方は、参考にしてみてください。
耳鼻咽喉科の診療科は、顔面から頸部に位置する気管である、耳、頬、副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、甲状腺、頸部食道が主な対象です。結構、幅広いですよね。
嘔吐を主訴として来た方も、両性発作性頭位眩暈症(BPPV)、メニエール疑いとして一旦は一般診療科に入院していたとしても、耳鼻科にかかる患者さんも数多く見ています。なので、耳鼻科の領域って結構需要は高いと思っています。
耳鼻科の特徴


耳鼻咽喉科は、頚部から上までの目や脳以外の部分診療科する診療科になります。
一般的には耳鼻咽喉科と呼ばれますが、「耳」と「鼻」をイメージする事が多いと思いますが、疾患名としては多くの患者さんが来院されます。
耳鼻咽喉科は、大学病院や付属病院では病棟看護師として勤務する事ができますが、多くは個人病院やクリニックの所が多いのが特徴です。そのため、夜勤もないし、残業もあまりない。といった特徴があります。
耳鼻科の看護師の仕事内容
耳鼻咽喉科の看護師の業務としては、主に点滴、医師の介助、耳鼻咽喉科特有の検査の介助などを行っていきます。それ以外にも、一般の診療科と同じで、バイタルサインの観察や、日常生活援助などが含まれます。
外来では、バイタルや採血、検査の介助がメインとなります。
めまいで嘔吐などが出現する事もあるため、そういった症状を緩和する点滴を行う事もありますし眩暈があれば、転倒リスクも高まるわけですから、安全に過ごせるように配慮するのも看護師の仕事となります。
耳鼻科の看護師に求められる必要な知識や技術
耳鼻科の診療科では、病気や治療などの影響から、嚥下障害や味覚障害等の機能的な問題から口から食べる事ができなくなる事があります。これ自体が苦痛やストレスとなる場合があります。そのため、苦痛を緩和するために話を聞いたり、主治医に積極的に相談していくなどの対応が求められます。その他、多職種との連携では、ST(言語療法士)やNST(栄養サポートチーム)とカンファレンスを行い、嚥下・発声のリハビリ、食形態の工夫を行いながらチームで患者さんを支えていく事が求められます。
外来やクリニックでは、「耳が聞こえにくい。」を主訴として中耳炎などで来院される小児の方もいます。小児へわかりやすく説明するという能力も求められてきます。
耳鼻科で働いてみて看護師が大変だと感じることは?
耳鼻咽喉科、独特の機械などもあり機器の使い方が大変。という看護師は多いです。
看護師が機器を操作する事もあり、転職をしてから使い方を少しづつ覚えていく必要があります。
慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえば、諸検査の繰り返し。なので、比較的仕事に変化がないためストレスと感じる看護師は少ないです。
その他、花粉やインフルエンザといった季節性の時期には患者さんは多くなりますので、病棟でも外来でも、バタバタする事があります。スムーズに検査や処置を行っていく必要があります。
耳鼻科の看護師の給料と残業について
耳鼻咽喉科のある大学病院などでは給与は他の診療科に比べてかわりないと思います。
クリニックや個人で経営している所に関していえば、残業がほぼ発生しないため、残業代がないためやや安い傾向にあります。また、業績によってボーナスが左右されます。
そして、病棟勤務の場合であれば、残業は多少はありますが他の科に比べて圧倒的に早く帰れる事は間違いありません。
それでも残業代がでないにせよ早く帰れるため、プライベートを優先したり、家庭と両立したい。と希望している看護師にとってはよい環境だと思います。
耳鼻科を辞めた看護師の理由とは??
スキルアップしたくて転職した。
耳鼻咽喉科では、病棟であれば比較的患者さんと接しているし、看護の日常業務の事も行いますので、それほど他の看護師とも差はないと思います。
しかし、クリニックや外来の場合は、採血やバイタルサイン、特有の機械を使い検査の介助がメインとなります。耳鼻科の検査の介助。というは、一般病棟で行う場面はありませんので、一般病棟に異動したいと考えたときに応用がききにくい。というのがあります。耳鼻科外来で長く勤務している場合、他の一般診療科に転職したい。と考えた時にやや不利になる可能性があります。そして、長い看護師人生の中で、看護師としてスキルアップを目指したい。という方もいて、辞めてしまったケースもあります。
ただ、家庭と仕事のバランスを考えて働きたい。という方には非常におすすめの仕事だと思います。
給与が安いと感じて辞めてしまった
「残業がないし、早く帰れる事は良い事だけど、やっぱりお金がないと、ちょっとな。」と話している看護師もいました。
実際には、残業が少なく早く帰る事ができる分、その残業代はでません。そのため、給与面で不満を持つ看護師も少なくありません。
耳鼻科での、やりがいや向いている看護師とは??
専門性を高めたいと思っている看護師にはオススメできる環境だと思います。
- 耳鼻咽喉科でキャリアを積んで専門性を高めたい。
- 残業や夜勤が少ない病棟で働きたいと考えている
- 急変が少ない病棟で勤務したい。
- 家庭との両立をはかりながら仕事がしたい。
といった方にはオススメできる環境だと思います。
看護師が耳鼻科に転職する前に考えておく事!



転職前に、一度考えておくとよいです。
耳鼻科に転職する前に考えていくべき事についてお伝えします。
・求人数は少ないため、もし耳鼻科に興味があって求人募集があればラッキーです。仕事と家庭の両立を図りたいひとも多いため、早めに募集がうまる可能性が高いです。
・看護師として耳鼻科のある総合病院ではあればスキルの低下などはないと思いますが、外来やクリニックの場合は、一般病棟に異動するときにちょっと苦労するケースもあります。(技術という面において)
・家庭と仕事のバランスを考えて仕事をしたい方にはおすすめです。
耳鼻科に転職を考えているけど、実際に働けるかどうか不安だ!
耳鼻科では、小児~高齢者まで幅広く患者さんが訪れます。幅広い年齢に対して看護をしていきたい。という方にはオススメかもしれません。また、どんな診療科でも転職時ははじめて経験する場合がほとんどですので、さほどきにしなくても問題ありません。
ただ、問題なのは耳鼻科の求人があるかどうかだとわたしは思っています。もし、耳鼻科領域に興味があって転職を考えているという場合は、転職サイトのアドバイザーに相談してみるとよいでしょう。
時期によっては募集しているときもありますが、募集していない場合も多いからです。
まとめ
耳鼻科への転職を検討されている方は、求人があるかどうか?どんな職場があるか等を含め、アドバイザーに相談してみることをおすすめします。