- 耳鼻科のある部署に転職したい。
- 耳鼻科クリニックの看護師として働きたい。
耳鼻科のある病棟、もしくは耳鼻科クリニックに転職したいと考えているけど、看護師はどんな事をするの?
家庭との両立をはかる事ができる?
そんな疑問を持つ方に向けて、耳鼻咽喉科ではたらく看護師の仕事を紹介します。
わたしはクリニックで働きたい。
クリニックは残業時間がないので、家庭との両立をはかりたい方はクリニックはオススメ。
病棟では一般病棟で行う業務と似たような所があります。
当サイトは看護師の転職を検討されている方向けの内容です。転職サイトを利用した体験談をもとに、今よりももっと自分らしく働く方法を発信しています。
- 『転職したいけど、うまく転職できるかどうか不安です』
- 『いまよりも、少しでもよい職場で働きたいです』
- 『ブラックからホワイトへ転職したいです』
そんな方向けに解説していきます。
耳鼻咽喉科は、顔面、気管、耳、頬、副鼻腔、口腔、咽頭、喉頭、甲状腺、頸部食道、に疾患をかかえる方が来院される診療科です。
耳鼻咽喉科の特徴とは?
耳鼻咽喉科の施設は、施設の数でみると個人のクリニックが多いですが、大きな病院にも耳鼻咽喉科として併設されている場合があります。
よって、耳鼻咽喉科の看護師として働ける場所は、『クリニック・病棟』のどちらかになります。
耳鼻咽喉科クリニックの特徴
耳鼻咽喉科クリニックでは程度は軽症な方が来院します。看護師は医師の補助業務を行います。
花粉症など軽症な方がクリニックに来院されます。僕も花粉で鼻水が。。。。
- 花粉症
- 鼻炎
- 中耳炎
- 頭位回転性眩暈(BPPV)
耳鼻咽喉科病棟の特徴
耳鼻咽喉科病棟は、腫瘍や外傷に対して、抗がん剤治療や手術が必要になる場合が多く、検査から点滴、術前術後の管理を看護師が行います。
クリニックでみる事が出来ない症例では病棟入院して治療します。
- 腫瘍
- 外傷
- 奇形
一般病棟の看護業務と似ています。
耳鼻咽喉科の看護師の仕事内容
クリニックの看護師は医師の補助業務全般的に行います。成人から大人まで来院されます。
また、病棟業務においては、一般的な病棟業務にくわえて、腫瘍に対する抗がん剤治療、外科的治療が必要な疾患に対して手術療養を行う事があるので、看護師は術前術後の管理を行っていきます。
耳鼻咽喉科で働く看護師のメリットとデメリット
どの職場でもそうだと思いますが、必ず働いて得られるものと失うものがあると思います。なにを優先して働くかだと思います。
耳鼻咽喉科クリニックで働く看護師のメリットとデメリット
耳鼻咽喉科クリニックで働く場合は、家庭生活を優先したい方には本当にオススメだと思います。
夜勤はなくて手当は少なくても、長期的に働いている看護師さんが多い印象です。
耳鼻咽喉科のある病棟で働く看護師のメリットとデメリット
耳鼻科領域に興味があってバリバリ働きたいタイプの看護師さんは病棟がオススメです。
一般病棟で行う業務もありますし、抗がん剤治療を行っている所もあるので、看護技術のスキルを習得する事ができます。
耳鼻咽喉科で求められる看護師のスキル
耳鼻咽喉科の診療科では、病気や治療などの影響から、嚥下障害や味覚障害等の機能的な問題から口から食べる事ができなくなる事があります。これ自体が苦痛やストレスとなる場合があります。そのため、苦痛を緩和するために話を聞いたり、主治医に積極的に相談していくなどの対応が求められます。その他、多職種との連携では、ST(言語療法士)やNST(栄養サポートチーム)とカンファレンスを行い、嚥下・発声のリハビリ、食形態の工夫を行いながらチームで患者さんを支えていく事が求められます。
耳鼻咽喉科クリニックでは、「耳が聞こえにくい。」を主訴として中耳炎などで来院される小児の方もいます。小児へわかりやすく説明するという能力も求められてきます。
耳鼻咽喉科で働いてみて看護師が大変だと感じることは?
耳鼻咽喉科では、特有の機械などもあり機器の使い方が大変。という看護師は多いです。
看護師が機器を操作する事もあり、転職をしてから使い方を少しづつ覚えていく必要があります。
慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえば、諸検査の繰り返し。なので、比較的仕事に変化がないためストレスと感じる看護師は少ないです。
その他、花粉やインフルエンザといった季節性の時期には患者さんは多くなりますので、病棟でも外来でも、バタバタする事があります。スムーズに検査や処置を行っていく必要があります。
耳鼻科の看護師の給料と残業について
耳鼻咽喉科のある大学病院などの給与は他の診療科に比べて大差ありません。
クリニックや個人で経営している所に関していえば、残業がほぼ発生しないため、残業代がないため夜勤がある病棟に比べてやすい傾向にあります。また、業績によってボーナスが左右されます。
そして、病棟勤務の場合であれば、残業は多少はありますが他の科に比べて圧倒的に早く帰れる事は間違いありません。
それでも残業代がでないにせよ早く帰れるため、プライベートを優先したり、家庭と両立したい。と希望している看護師にとってはよい環境だと思います。
耳鼻咽喉科を辞めたいと感じる看護師の理由は??
スキルアップしたくて転職した。
耳鼻咽喉科では、病棟であれば、看護の日常業務の事も行いますので、それほど他の看護師とも差はないと思います。
しかし、クリニックや外来の場合は、特有の機械を使い検査の介助がメインとなります。
耳鼻科の検査の介助。というは、一般病棟で行う場面はありませんので、一般病棟に異動したいと考えたときに応用がききにくい。かなと個人的には思います。
看護師としてスキルアップを目指したい。という方もいて、辞めたい。と感じているケースもあるようです。
ただ、家庭と仕事のバランスを考えて働きたい。という方には非常におすすめの診療科だと思います。
給与が安いと感じて辛い!
「残業がないし、早く帰れる事は良い事だけど、やっぱりお金がないと、ちょっとな。」と話している看護師もいました。
実際には、残業が少なく早く帰る事ができる分、その残業代はでません。
耳鼻咽喉科で働く看護師のやりがいは?
専門性を高めたいと思っている看護師にはオススメできる環境だと思います。
- 耳鼻咽喉科でキャリアを積んで専門性を高めたい。
- 残業や夜勤が少ない病棟で働きたいと考えている(クリニックの場合)
- 急変が少ない病棟で勤務したい。
- 家庭との両立をはかりながら仕事がしたい。
といった方にはオススメできる環境だと思います。
看護師が耳鼻咽喉科に転職する前に考えておく事!
転職前に、一度考えておくとよいです。
耳鼻科に転職する前に考えていくべき事についてお伝えします。
・耳鼻咽喉科の求人数は少なく、クリニックでも長期的に働いている看護師さんが多いため空きが少ないのが現状です。プライベートな時間を優先したい看護師にも人気が高く求人がある場合は、はやめに募集が終了しているケースがあります。
・家庭と仕事のバランスを考えて仕事をしたい方にはおすすめです。
耳鼻咽喉科に転職を考えているけど、実際に働けるかどうか不安だ!
どんな診療科でも転職時ははじめて経験する場合がほとんどですので、さほどきにしなくても問題ありません。
耳鼻咽喉科への転職を考えている場合は、求人数が少ないため、他の求人もさがしつつ、耳鼻科咽喉科の情報も収集していく事をオススメします。
もし、耳鼻科領域に興味があって転職を考えているという場合は、転職サイトのアドバイザーに相談してみるとよいでしょう。
季節や時期によっては募集しているときもありますが、募集していない場合も多いからです。
まとめ
耳鼻科への転職を検討されている方は、求人があるかどうか?どんな職場があるか等を含め、アドバイザーに相談してみることをおすすめします。