現役看護師です。転職を検討していますが、転職活動をいつしたらいいか迷っています。オススメなどありますか?
当サイトの記事では、そんな悩みのある方に向けて、転職経験のある現役看護師が、おすすめの転職時期についてわかりやすく解説していきたいと思います。
転職の時期には色々な考え方がありますが、うまくいきやすい時期などがあるので、紹介します。
転職サイトを利用したことがある現役看護師男性であるナスメン君が、既卒看護師の方に向けて、転職サイトの活用方法、看護師の仕事内容について、わかりやすく解説することを目的としたサイトを運営しています。
この記事を書いているひと
こんにちわ!ナスメン君です!
看護師・保健師の国家資格を保有しており、現在も現役看護師をしている働いている男性看護師です。
当サイトでは、『転職したいけど、うまく転職できるかどうか不安!』と思っている方や、『もっと、今よりもよい職場で働きたい。』と思っている方向けに、いまよりも自分らしく働く方法について解説しています!
実際に、僕は転職経験者ですが、転職して人生の幸福度は上がりました。ぜひ、転職を検討している方は、参考にしてみてください。
転職における考え方は自由ですが、転職活動において転職時期はかなり大切です!
早速解説しますね。
看護師の転職時期のおすすめ時期を3つのポイントで解説!
看護師の転職時期にはいくつか考え方がありますが、転職に成功しやすいのは、時期を気にせずよい条件の求人があったら早めに転職活動すべきというのが、個人的な意見になります。
その理由を転職経験のある現役看護師が詳しく解説します。
転職時期を考える3つのポイント
- 時期を気にせず良い条件があったらすぐに転職活動する!
- 求人数が多くなる時を見計らって転職活動する!
- ボーナス支給後に転職活動する!
普通は、求人数が多くなる時に転職活動した方がいいよね。。。
まぁ、普通に考えたら求人数が圧倒的に多い時期が良いんだけど、求人数だけでみてしまうと失敗する事もあるので、なぜ、この順番で考えるべきか解説します。
ポイント1.自分にとってよい条件の求人があればすぐに転職活動開始すべき!【一番おすすめ】
自分にもっとも良い条件の求人募集はすぐに人員確保でうまってしまう可能性があります。埋まってしまった求人はまたいつ募集するかわからないため、良い条件の求人があった場合は、早めに行動する事がオススメです。
ポイント2.求人数が多くなる時期を見計らって転職活動しよう!【二番目におすすめ】
転職を検討している看護師さんのほとんどは、求人数が多くなる時期をみて、転職活動を検討しています。
求人数が多くなる時期と少なくなる時期について理解できると、たくさんの求人の中から転職先を検討すべき判断材料になるので、のちほど、詳しい時期について解説します。
ポイント3.ボーナス支給後に転職活動しよう!【三番目におすすめ】
ボーナス支給後に転職活動する事もおすすめです。理由はのちほど詳しく解説します。
自分にとって好条件の求人があれば時期関係なくすぐに転職活動すべき理由
好条件の求人は募集があった時点で早めに検討すべき理由!
- 好条件の求人はすぐに定員オーバーになりやすい!
- いつも募集しているわけではない!
- 早めの転職活動が成功のカギになる!
僕が考える転職活動のおすすめの優先度は、『好条件の求人があれば、早めに行動しよう』というものです。
タイミングが重要ですね。
希望する条件の職場がみつからない時は、無理に転職活動するべきではありません。しかし、情報を収集してから、自分の中で転職する条件を考えた『しっかり自己分析』したうえで、よい職場がみつかった場合は、早めに行動すべきという理由を解説します。
理由1.好条件の求人は倍率が高く早期に定員オーバーになる可能性があるから!
良い条件の職場の求人募集があった場合、人気が高くすぐに定員オーバーになる事も視野にいれておこう。
よい条件の求人は看護師にとって魅力的です。一方で、ライバルが多くなるのも事実なので、よい条件の職場があった時が転職活動すべき適切なタイミングだといえます。
僕が実際に体験した事ですが、転職活動していた時に、職場を検討していた求人がタイミングを逃してしまったせいで求人の募集が終了していた。という辛い過去があります。
こればっかりは、タイミングと運次第ですね。。。
理由2.いつも求人を募集しているわけではないから!
自分によって良い条件の職場がいつも募集しているとは限りません。
求人数が多くなる時期に転職活動する事を、基本的に僕はオススメしていますが、その求人数が多くなる時期に自分にとって好条件の求人があるかはわかりません。また、求人数が多い時は他の転職希望のライバルの影響も考えないといけません。
よって、求人数が増えるライバルが多い時期や、いつ好条件の求人がでてくるかわからない時を待つよりも、良い条件の職場が見つかった時が、転職活動のベストなタイミングだと個人的には思っています。
転職活動において考えるべき事は、いつも求人を募集しているわけではない。という事を念頭において活動する事をオススメします。
理由3.早めの活動が転職成功のカギになるから!
あなたの行動が遅いのか早いのかが、転職成功のカギになります。
どういう事かというと、転職活動をするにあたり『一年後に転職して働こうと思っています』と思っているAさんと、『1か月~3か月後に働こうと思っています。』と思っているBさんの場合、どちらが有利に採用されやすいかを考えれば、わかるかと思います。
もちろん、すぐに働く意思のある看護師を採用する事が、ごく一般的な考え方です。
求人を募集しているという事は、早めに人員を確保したいという事です。1年後とか遅めに転職しようと思っている人は、また改めて募集がある時に転職活動してください。といわれる事がほとんどです。
看護師の転職で求人数がもっとも多い時期と少ない時期はいつ?
求人数が多くなるのは春(2月~4月)と秋(8月~11月)の時期!
看護師の求人数が多くなる時期は、春と秋です。
具体的な季節でいうと、春の時期で求人数で多くなるのは2月~4月頃で、秋で求人数が多くなるのは8月~11月頃です。
春と秋に求人数が多くなる理由としては、2月や3月に退職する方が多くいるためです。具体的には、定年退職、院内異動、転勤等で、職場で働くスタッフの移動が多くなります。それを見通して求人を募集するため、2月から4月は求人数が圧倒的に多くなります。
また、8月以降に求人数が多くなるのは、夏ボーナスをもらって退職する方が多い事と、病院側も新人教育が少し落ち着き、受け入れ体制ができるため、求人数が多くなる事が予測されます。
求人数が春と秋頃に求人数が増えますが、その時期に転職を検討している看護師も多くいるため、求人の倍率はやや高くなる傾向にあります。
求人数が少なくなるのは夏(5月~7月)と冬(12月~1月)の時期!
求人数が少なくなる時期は夏と冬です。
具体的な季節でいうと、求人数が少なくなる時期は夏は5月~7月頃で、冬は12月~1月頃です。
夏の5月~7月は、4月に入職した新人看護師の教育に力をいれる頃であり、入職者を育てている時期でもあります。そのため、病院や現場が忙しくなるため、一時的に求人を減らしている傾向にあります。
また、冬の12月~1月は年末年始で病院や現場が忙しくなる時期で人手も薄くなり、育成に力をいれる事ができなくなるため、求人数は少ない傾向にあります。
求人数が多い時に転職活動する事もオススメです!
僕の一番のオススメは希望条件にあう職場がみつかれば即行動することをオススメしています。
しかし、求人数が多い中から職場を探すことも選択肢が多くなるため、重要だと考えています。春と秋は転職活動が盛んな時期になるので、看護師の募集も多くなるので、求人情報をチェックしておくとよいでしょう。
ボーナス支給後に転職活動するのもあり!
ボーナス支給後に転職活動をするメリットは二つあります。
- ボーナスをしっかり受け取りできる。
- ボーナス後は人の動きがあり求人に枠ができる可能性あり!
1つ目は、現職でしっかりをボーナスを受け取れるというメリットと、2つ目は、ボーナスをもらったあとに転職活動する看護師が多いため、比較的人の動きがあるため、病院側も多く求人をとる傾向にあるからです。
看護師の転職活動はいつから始めるのがベスト!?
看護師は転職活動から内定まで以外と早い!!
- 転職意思があれば、転職にかかる期間は最短1~2か月で最速可能!
- 退職時期は早めに師長へ伝えるのがベスト!
- 転職活動を考えて行動するなら逆算して3か月~6か月前から行動するとよい!
転職活動から内定までにかかる期間は最短1か月~2か月で転職可能!
転職活動から職場内定までにかかる期間は最短1か月です。
現職を辞める目途が決まっていて、実際に入職したい病院がある場合、転職活動をして、内定がきまれば最短では1か月以内で転職する事が可能です。
ただ、転職活動はもう少しゆとりをもって活動する方が、気持ちにも余裕をもって転職できます。
退職時期は師長へ早めに伝えるのがベスト!
退職時期をあらかじめ決めている場合は、師長に早めに伝えておくのがベストです。
看護の現場は基本的に人手不足が基本です。そのため、すぐに退職時期を伝えても、辞めさせてもらえないというのが現状としてあります。
僕が以前、働いていた職場でも、人手不足からすぐに伝えても辞められない。というのがありました。
人によっては、1年後や2年後だと辞めるのいいですよ。と師長から受理される方も少なくありませんでした。
転職活動を本気で考えるなら入職する3か月前~6か月前から行動するのがオススメ!
僕が前職で働いていた病院は、転職活動は1年前あるいは2年目から伝える。という風習がありました。伝えたもの勝ちといったような早く伝えた人から順番に退職できるようなシステムがありました。
多くの病院では基本的には辞める事を1年前から事前に伝えておいて、転職活動は入職する3~6か月前から行動している方が多いかと思います。
その方が、スケジュール的にも上手くいく事が多いかなと思います。
看護師経験として何年目のキャリアで転職するのがオススメなの?
看護師としてどのくらいのキャリアで転職するのがオススメ?【結論】
転職の選択肢が広がるキャリア年数は?
転職経験のある現役看護師の僕や知人の看護師をみていると、転職の選択肢の幅が圧倒的に広がるのは、看護師経験5年目以上~10年目くらいです!
これは、看護師経験としてのキャリアをつむことで、看護師の知識やスキルなどがある一定数身についている状態であるためです。
この状態になると、どこの職場でも働くことができるため、就職の選択肢が圧倒的に増えます。
この状態になると、実際にどこの職場でも転職が可能です!(笑)
未経験の職場に転職したいけど転職は可能?【やる気次第で可能!】
看護師として未経験の職場に、転職を希望している場合は5年未満でも転職しやすい傾向にあります。その理由は、新しい事を学びたいと考えている時は、あまり経験年数は関係ないからです。
看護師としてのキャリア年数がなくても転職可能!
以下のような職場は、初めての方が未経験からスタートしますので、看護師としてのキャリアはあまり関係ありません。
例:美容外科、美容クリニック、介護施設など。
未経験でもキャリア年数があると転職はしやすい!
例:看護師としての経験はあるけれど、未経験の診療科(循環器、脳外、ICU)の場合。だけど、その診療科の事を勉強したい場合は、転職可能です!
看護師1~2年目で転職する事は可能?【十分可能!その理由】
転職は間違いなく可能です!僕の友人や後輩も1年目で転職している方は、少なからずいましたし、現在もその職場で長くつとめている方もいます。
ただ、転職先によっては、『看護師経験がもう少しあった方がよい』と思われる可能性があるので、求人はもしかしたら自由に選ぶ事は難しい状況もあるかもしれません。
しかし、転職活動する事は全然、可能な範囲です。
看護師3~4年目で転職する事は可能ですか?【就職の選択肢が広がる】
看護師経験3年目あたりから少しづつ転職の幅が広がります。
ある程度の基礎的な知識は持ちつつ看護師としてのスキルもみについているからです。僕が前職で働いていた職場も3年目、4年目、5年目あたりで転職している人が多かったです。
また看護師3年目以降はリーダー業務、後輩の指導なども経験しているため、病院側としても働き盛りの看護師を採用したいケースは多いようです。
看護師5~10年目で転職を検討しているけど上手くいきますか?【どこでも勤務可能!】
看護師5~10年目は、中堅~ベテランのキャリアなので、実際にどこでも転職が可能な状況です。病院が求める即戦力としての素質はそなわっている状態であるため、比較的どこでも転職可能な状況です。
5~10年目では、将来のキャリアを考える時期でもあり、現職で将来ずっと働きつづけるか、それとも違う職場にうつって長く働きつづけられる職場に移動するか検討する時期でもあります。
看護師としての転職の幅が広がりもっとも選択肢が多くなる時期です。
看護師10年目以上で転職ってどうなの?【将来のキャリアを考えよう】
看護師10年目以上で転職を検討されている方も、どこの職場でも即戦力で働くことができるため転職は可能です。将来のキャリアを考えながら、今後どのように仕事をしてきたいか考える時期でもあります。
しかし、転職を検討している職場によっては、経験年数があるがゆえに、採用担当者から『仕事をあまり覚えられないのではないか。』と不安に思われる可能性があります。また、『経験年数があるがゆえの柔軟な考え方ができないのではないか?』と思われてケースもあります。
キャリア年数がありすぎても、転職にうまくいくかどうかは、受けれいる職場の考え方によるかなと思います。
まとめ
看護師の転職におすすめの時期というテーマで解説させていただきました。基本的に転職を考える時期や状況は人によってかわりますが、覚えておいて欲しい事は、よい条件があった時に素早く転職活動ができる事、求人数が多い時に条件にあった職場をみつけることが転職に成功させるコツかなと思います。
これから、転職を検討されているかたは、適切な時期をみながら上手く転職活動していただければ、と思っています。自分の条件にあった転職活動ができる事を、心よりお祈りしています。